2018年12月 逗子市長選挙

4選をめざす平井竜一氏に新人の桐ヶ谷覚氏が挑む形となった逗子市長選挙、前回無投票での勝利だけに平井盤石と見えた。

 

最終的には現職VS新人の一騎討ちとなったが先に出馬表明をしたのが会社役員の桐ヶ谷氏、会社役員の経験と長い商工会の経験と知識で経済の立て直しを公約とした。

この擁立に最初から関わったのが、衆議院選挙落選後に捲土重来を期す浅尾慶一郎衆議院議員だ。浅尾氏が桐ヶ谷氏を口説き立候補表明に至ったとされる。

 

選挙戦では両無所属候補の一騎討ちとなるが自民党は桐ヶ谷氏に乗る形で選挙戦を展開、民主系は平井氏を支援するも表立った支援ではなく地域性に沿った政策の戦いとなった。

 

当初現職で市議会議員時代から圧倒的な知名度を誇る平井氏がリードしていた感があるが最終的には3000票差をつけて新人の桐ヶ谷氏が当選を果たした。

 

当選後の桐ヶ谷氏の活動を見ても政党との繋がりはあまり見えずタウンミーティングや市民相談会などには浅尾慶一郎衆議院議員とのツーショット写真が多く見られるところを見ると擁立から選挙に至るまで浅尾氏の力が大きかったのではないかと推察される。